北翔海莉さん晴れやかに好演!明治座「ふたり阿国」観劇レポ
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こんにちは。
デザイラストレーターのいかわです。
現在(2019/03/29~15まで)明治座で上演している、元星組トップスター北翔海莉さん出演ミュージカル「ふたり阿国」を観劇したので観劇レポと明治座案内をお届けします(^^)
簡単にあらすじ
時代は安土桃山時代。
皆川博子さん「二人阿国」を原作として、民衆歌舞伎の祖といわれる出雲阿国と阿国に憧れながらもその座につきたいと野心を燃やすのちに「二代目おくに」を名乗るお丹の物語。
阿国を北翔海莉さん、お丹をAKBの峯岸みなみさんが演じられていた。
ゴスペル・歌謡曲・ラップ・ブルース…etc様々な音楽が織りなす華やかで力強いミュージカル。
◉原作
北翔さんの魅力たっぷり!
北翔海莉さんといえば、宝塚時代から歌唱・お芝居・ダンス・踊り・笑いのセンスと全方向に定評のある役者さん。
今回もそんな芸達者な彼女のパワーが炸裂しており、歌、踊り、殺陣と非常に見応えのある作品となっていた。
客席から阿国一座がぞろりと登場し次々に舞台へあがり最後を飾る、出雲阿国。
パッと照明が当たる。
物語の歯車がゆっくりと動き出すように歌いだし、わたしたちを誘う。
ライトの光によって輝いているのか、彼女が根源となって輝いているのか分からなくなるほど、いきいきと歌い舞台を舞う。
その他、宝塚OGの桜一花さん、鳳翔大さん、羽咲まなさんも出演しており、宝塚時代舞台を観ていた者としては嬉しいかぎりのご出演。
鳳翔大さんはラスト、ぐぐぐっとくる殺陣のシーンもあるので、ファンの方は必見。めちゃくちゃかっこいいですよ~
様々な音楽ジャンルが自然と混ざり合い、雰囲気は宝塚のコミカルな日本物のような様相。
盛り上がる場面は客席で手拍子も鳴り、気負わず観劇することができた。
もうひとりのおくに
佐渡の阿国の峯岸みなみさんは、まだまだ舞台の経験が浅いらしく、あどけない台詞回しに危うさが見られたが、伸びしろともとれるし、その未完成さが「お丹」とシンクロしてリアルさを滲ませていた。
わたしの注目ポイント
お丹の姉貴分、よき理解者であるおふめ(雅原慶さん)の妊娠が発覚する。
しかし、阿国一座の一員になった今、「子供ができたらおろせ」という掟に従わなければならない。
当然、彼女は子供を生みたい。
お丹に相談するおふめだが、その様子を阿国は目ざとく捉え、毒(おそらく)をまぜた飲みものをおふめに手渡す。
「それは何?何かのくすり?」と無邪気に尋ねるお丹に「子どもは知らなくていいことだよ」と冷たくあしらう。
口に含む様子をじっとりとした視線で見届ける阿国のその表情・視線にぜひ注目してみてほしいですね!
不安定な世の中で芸が生き残る道を第一に考え、そのためにはどんな犠牲もいとわない。
そんな強い意志と決意が感じられる徹底ぶりと冷たさ。必要不可欠な冷酷さが垣間見れるぞわりとする一瞬です。
お見逃しなく…!
【場内が明るくなるまで】見どころ満載
終演後の舞台挨拶では、北翔さんの役を離れたふにゃっとしたお顔も見ることができ、しんみりとした気持ちを持ち帰らず帰宅することができた。
そして、アドリブ?!と思わせるあの人のびっくりと爆笑な場面も…笑
ラストの北翔さんの「まったね~!」を聞いて、笑顔でお帰りください!!\(^o^)/
パンフ購入するとバックももらえます~!嬉しいセット(^^)
明治座案内
◆アクセス
都営地下鉄
都営新宿線 浜町駅 A2番出口すぐ(2・3分)
(出口出たら右後ろ方向に位置しています)
都営浅草線 人形町駅A3・4番出口 清洲橋通り方面へ徒歩7分
※そのほか東京メトロでのルートもありますが、詳しくは公式HPへ。
だれでも予約可能!幕間の食事
事前に予約をすれば幕間の30分で食事をすることができます。
4階の食堂で用意されたお弁当をいただきました…!
とてもとてもおいしかったですが、たった今観た作品の感想を話しているとあっという間に30分経ってしまい少々急ぎ足で食べることに…😅
もっと味わいたかった~!
そのほか、3階にはお弁当の売店があるそうで、自席で食べることもできるみたいです。
1階の喫茶「花やぐら」では軽食や甘味などが開演前から楽しめます(^^)
◉公式HPご予約はこちら
見ているだけでも楽しい!2Fの売店
手土産にもピッタリな人形焼きやドリンク、そのほか様々なおいしいものやお土産屋さんが並び、開演前にじっくりと見て回りたいところです。
とくにおすすめは大粒甘納豆が食べられる、「まめ屋」さんの甘納豆と豆菓子。
やさしい味で食べだしたら止まりませんよ~
※夜の部での観劇だと、終演後にはお店はしまってしまうので、気になるものは開演前に購入がおすすめです!
新動く緞帳!チームラボとのコラボ
2019/4/11よりお披露目された新緞帳も見どころですね。開場から開演10分前まで観られるので、じっくりと見て幕の中の人々の息遣いを感じてみては。
最後に
今回は、あまりゆっくり売店や食事を楽しめなかったので、次回明治座に観劇に行く際は、もっと余裕を持って到着できるようにしようと思いました。
観劇、食事、出店と普段の生活を離れた特別な時間を楽しめる空間でした😄
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