デザイラストレーターの演劇もろもろレポ

本のこと、物語のことを考えているフリーランス/デザイラストレーター。 高等学校教諭免許(国語)保持 主に読んだ本のことや舞台観劇レポ。 ◆Twitter @mei_le20

舞台 「花の秘密」観劇レポ 女は強し

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赤坂REDシアター 「花の秘密」

 

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韓国話題のコメディ作品。

舞台はイタリア北西部の小さな村。

女性4人によるドタバタコメディ。

 

コメディとシリアスが手のひらを反すように瞬間変わり、

そのテンポに戸惑ったが、この作品のリズムだと理解してからは

その素早さが病みつきになる。

 

 

 

とにかく笑った。

存分に笑った!

 

 

4人それぞれの役割、色がはっきりしていて

カラフルな舞台であった。

しかし、アフタートークで今回の企画・翻訳・ジャスミン役のみょんふぁさんが

「個性がはっきりしているけど記号として演じても怖い」とも仰っていて

演じる方はどこまでもフラットに魅せたいと思っているのか、な。

簡単に「あぁ、こういうキャラね」とキャラクターを当てるのはよくないな、と。

 

 

 

沙央くらまさんの男装はさすがのクオリティ。あ、ご健在。ほっ

思わず客席からの拍手。

沙央さんが「宝塚出身」というバックグラウンドを知らなくても笑えてしまう

シーンもあり、沙央さんのための本?と思えてしまうくらい、適材適所。

 

 

今回はじめて知った方だが、

岩崎う大さん演じる保険会社の医師カルロが最高に面白かった。

冷静なツッコミ、セリフのニュアンス、「間」

すべてにおいておかしみが溢れていて、この人何者~!と思い

パンフレットを見ると、お笑いもやっている方で、納得。

 

 

 

タイトルは原題も「花の秘密」なのだろうか…?

女性が男性を演じているという「秘密」のことかと思っていたが、

彼女たちの奥底に眠る「つよさ」を指しているのか…?と劇場の出口に向かいながら

ふと思った。

 

 

明日2/3(日)まで!

 

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