舞台 「花の秘密」観劇レポ 女は強し
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赤坂REDシアター 「花の秘密」
韓国話題のコメディ作品。
舞台はイタリア北西部の小さな村。
女性4人によるドタバタコメディ。
コメディとシリアスが手のひらを反すように瞬間変わり、
そのテンポに戸惑ったが、この作品のリズムだと理解してからは
その素早さが病みつきになる。
とにかく笑った。
存分に笑った!
4人それぞれの役割、色がはっきりしていて
カラフルな舞台であった。
しかし、アフタートークで今回の企画・翻訳・ジャスミン役のみょんふぁさんが
「個性がはっきりしているけど記号として演じても怖い」とも仰っていて
演じる方はどこまでもフラットに魅せたいと思っているのか、な。
簡単に「あぁ、こういうキャラね」とキャラクターを当てるのはよくないな、と。
沙央くらまさんの男装はさすがのクオリティ。あ、ご健在。ほっ
思わず客席からの拍手。
沙央さんが「宝塚出身」というバックグラウンドを知らなくても笑えてしまう
シーンもあり、沙央さんのための本?と思えてしまうくらい、適材適所。
今回はじめて知った方だが、
岩崎う大さん演じる保険会社の医師カルロが最高に面白かった。
冷静なツッコミ、セリフのニュアンス、「間」
すべてにおいておかしみが溢れていて、この人何者~!と思い
パンフレットを見ると、お笑いもやっている方で、納得。
タイトルは原題も「花の秘密」なのだろうか…?
女性が男性を演じているという「秘密」のことかと思っていたが、
彼女たちの奥底に眠る「つよさ」を指しているのか…?と劇場の出口に向かいながら
ふと思った。
明日2/3(日)まで!
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