世の中おかしづくりの要領で。

すっかり冬です。暖房器具が大活躍。

最近はっとしたことがある。

お菓子を買うお金がもったいなく、

ホットケーキミックスを買ってきて

電子レンジや炊飯器でできる

カンタンケーキやプリンを作っている。

材料、行程は少ない分、

なかなか上手くいかない。

プリンははじめ、「す」が入りすぎて

茶碗蒸しか何かのようだったし、

マグカップケーキもうまくふくらまなかったり。

そこで、

「次は分量を減らそう」

「次はあたため時間を増やそう」

など、少しずつ調節してみようと思うのだ。

それはまるで、成功するまで

あらゆる可能性を試していく

科学者のようだった。

話変わり、

わたしは救いようがないくらい

パソコンに苦手意識を持っている。

自信がないのである。

もともとアナログ人間なので苦手意識はもっていたのだが、

前の職場で（おそらく）緊張のあまり同じ間違いを何度も

してしまい信用をなくしてしまっていたことが

ちいさいトラウマとなっていることも

原因している。

しかし、

上記の気づきを踏まえてみると

起こっている事象に対してフラットに構え、

きめ細かく向き合っていけば

失敗することはないのかもしれない、と

気がついた。

失敗したとしても、

じゃあ、次はどこに気をつけてみればよいか、

ということを冷静に判断できるようになるのではないか、と。

わたしは、思い込んだら

そこから動かないことが往々にしてある、らしい。

心の中では柔軟でいたい、

と思っているけれど、苦手なものは特に

一生、「ニガテ」というレッテルを貼っておきたい、みたいだった。

でも、

もうすこし逃げてきた道を引き返してきてみても

いいのかもしれない。