ラファエル前派の軌跡展(2019年)鑑賞レポーラファエル前派との出会いー
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先日、三菱一号館美術館美術館で開催されていた「ラファエル前派の軌跡展」に出かけたので、感想などを残そうと思います。
「ラファエル前派」について正直、その全容を理解できていないのですが、解説は詳しくされているサイトが多くのあるのでそちらにおまかせし、わたしのラファエル前派について勝手に書いていきます…!
ラファエル前派との出会い
高校で美術部に所属しており、油絵で模写することになりました。
何を描こう…と画集をめくっている時、あの有名なジョン・エヴァレット・ミレイの「オフィーリア」に出会いました。
花と女性。
「ハムレット」のオフィーリア。文学。
わたしのすきな要素が詰まりすぎていて、「この子となら毎日向き合っていける!」
と確信し、この作品を模写することにしました。
芸術の選択授業の美術
その後、選択授業でも模写することになり、同じく画集から作品を選ぶ時間がありました。
ミレイを気に入ってしまったわたしは、ミレイから芋づる式に「ラファエル前派」という派閥の存在を知ります。
ラファエル前派に関する画集や参考書籍をめくり、
今度はバーン=ジョーンズの「魔法にかけられたマーリン」に出会い、
マーリンの表情にやられ、ふたたび「長く向き合っていきたい!」と思い、ラファエル前派にハマっていきました。
ラファエル前派の軌跡展
今回はラファエル前派とのつながりの深い、美術評論家ジョン・ラスキン生誕200周年を記念しての展覧会だそうです。
展覧会二章の「ラファエル前派」の部屋!
ミレイやバーン=ジョーンズ、ロセッティの作品がひとつの部屋で向き合ってわたしたちを迎えていました、、、😂
どの画家もわたしがすきな画家で、とくにロセッティやバーン=ジョーンズの作品は初めて生で見るということもあり、この部屋に入った瞬間絵のもつオーラというか力に圧倒されてぞわぞわしました。
この部屋のみ撮影OKだったので、じっくり鑑賞したあと
「見たよ」というしるしとしてスマホで撮影させてもらいました。
最近美術館で撮影OKのブースがちらほらあり賛否両論あると思いますが、
わたしは普通に嬉しく、ありがたいな、、と思います。
よぉく鑑賞してから、「これはすきだな」というものだけ自分のスマホに収める。
カメラロールに並ぶ写真は、後から見返すと全然うまく取れていなくて残念だけど、それこそ「記念」として。
ラファエル前派はこれ!といったきまった作風がないといわれていますが、わたしは彼らが描く女性像がとてもすきです。
写実だけれど、どこかアニメや漫画に出てきそうなキャラクターのような美しさやかわいらしさが伺えて、とにかく「かわいい」😊
多くは文学や神話から主題を得ているからなのか、その点に意味があるかはわかりませんが、物語と絵が関連付けられている点にわたしは惹かれるのだと今回の展覧会をみて思いました。